« 光る海っ!?(夜光虫編) | トップページ | ねずみっ!? »

2009年4月 3日 (金)

ストロベリーナイトっ!

外回りでちょっと時間を間違えて、1時間半ものアイドルタイムを作ってしまった。

身体に悪いのは重々承知だが、マック某店にて時間つぶしをした。

Photo 買ったまま、『外回り用かばん②』に入れたまま忘れていた文庫が一冊。

まさに、『外回り用かばん②』での出撃であったのが幸いした。

隣から漂う煙草の煙に辟易しながらも、

一気に読んだ。

これだっ!

Photo_2 ストロベリーナイト   誉田哲也(ほんだてつやと読む)

 ( 僕はこれを書くついさっきまで「ほまれだ」だと思ってた)

光文社文庫  667円+消費税

云うことは700円だっ!

高価いかっ!

いやいや、高価くは無いよっ!

 注;勝手な当て字で申し訳ないが、今後、高価い=たかいと読んで頂きたい。

     当然、そんな「読み」は無いのだが・・・。

で、

これから、この本の筋を語る。

もし、

読んでみようか?

思われる方は、

ここから先は

    読むなっ!

              700円払って

               買って、読もうっ!

               ブックオフではなく、

                買って読もうっ!

                 それが、誉田哲也さんへの敬意だっ!

                        当然、今日は釣りの話は出ないっ!

                 

ネタばれだが、この本の素晴らしさ、

                        書いちゃおうっ!

あくまでも、

ひょっと、読んでみようか?

と思われる方は、以下読んではいけないっ!

主人公は姫川玲子

ノンキャリアで異例の出世、27歳の若さで警部補に昇進し、警視庁本庁配属となり

 捜査一課殺人犯捜査係の主任である。

軽いセクハラなどもあり、その軽妙なやり取りは一種独特のリズム感を生み出し、

一気に読めるスピード感だっ!

が、

エグい表現もいっぱい出て来る。

たとえば、こんなのだっ!

ご飯前の方は読まずにいようっ!

僕が釘バットを取り上げると、音がしたからだろう、その人はハッとこっちを向いた。気配から何かを知ろうとしている感じだ。口がモゴモゴしている。身をよじって体勢を変えようとする。でも、それは、無理。けっこうガッチリ縛ってあるみたいだから。

僕は野球はほとんどやったことなかったけど、見様見真似、おっぱいをボールだと思って、力一杯スイングしてみた。すると、ブリッというか、ゾリッというか、上手いことバットはおっぱいの上を叩いて、ごちっと顎で止まった。

「ンムゥゥゥゥーッ」

(中略)

 左のおっぱいは、ひと口齧ったトマトみたいに、上がごっそりなくなっていた。右のおっぱいは、ちょっと切傷ができただけ。バットを持ち上げると、乳首のついた皮がぶら下がっていた。たらたらと真っ赤な血が、まるで元の場所に戻りたがるみたいに、胸の傷口に垂れていた。見ると、血の赤が上半身に広がり始めていて、とても綺麗だった。髪は灰色じゃなくて薄い茶色だった。

こんな異常な殺人鬼の描写が時々延々と続く。

映像で、想像すると・・・。

で、本を読みながら、映画監督になりきるのが好きな僕としては

今回、一番、映像にこだわりたい文章はこれだっ!

主人公玲子が裁判所で答弁する場面だっ!

 裁判官に何か注意された気もしたが、玲子の耳にはまったく入ってこなかった。

「そんなことあるわけないじゃないッ。あなたに奥さんはいないの?恋人とかお姉さんとか妹とかはいないの?その人があたしと同じ目に遭っても、あなたは本気で、合意の上だったんだろうなんていえるの?あなたは佐田さんに、覚悟があったんだから死んでも文句ないだろうなんて、面と向かっていえるの?佐田さんの家族に、いえ警察の人全員に、死んでも文句ないだろうなんて、本気でいう覚悟があんたにあんのかって訊いてんのよッ!」

 玲子を取り押さえようと、左右から係員が飛び出してきた。が、なぜだか、彼らは、途中で足を止めた。彼らは玲子ではなく、背後の傍聴席に目を向けて立ち止まっていた。

 何事か。玲子は、ゆっくりと振り返った。

 最前列中央には、玲子と佐田の両親、他の被害者やその家族が座っている。だが、それ以外。何十という傍聴席にいた人たちは立ち上がり、玲子に敬礼をしていた。

 玲子の病室を訪れた刑事もいる。玲子を助けてくれたあの制服警官もいる。他にも知った顔、知らない顔、スーツ姿、制服姿、男、女。彼らは全員警察官だった。被害者家族以外の席は警察官でびっしりと埋まっており、今その全員が立ち上がり、玲子に敬礼をしていた。ある物は歯を食い縛り、ある者は涙を堪え、またある者は怒りに肩を震わせ、だが全員が、玲子に敬礼しているのだ。

ーーーーーーーこれが、警察・・・・・。

鉛のように重い、だが温かい波動が玲子を包んだ。その波動は玲子を取り囲むと、分厚い壁となって立ち上がった。まるで、玲子を守ろうとするかのように。

ーーーーーーーこれが、警察!

凛とした映像を撮りたいと思わせる場面だとは思わないか?

格好いいじゃないかっ!

あえて、最後まで語らないが、

誉田哲也

格好いいじゃないかっ!

実は、昨日読み終えた僕は

今日、お気に入りの本屋へ行った。

3冊の誉田哲也の文庫を2000円と数百円を支払って購入した。

一冊を、今日、一日で一気に読んだっ!

もう一冊と思うか、まだ一冊と思うか。

あと2冊を読んだら、

また、紹介するかもしれない。

誉田哲也

この春の出逢いは素敵だった。

再見!!!

                     

|

« 光る海っ!?(夜光虫編) | トップページ | ねずみっ!? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 光る海っ!?(夜光虫編) | トップページ | ねずみっ!? »